日本からベトナムへ愛犬を連れて行く手続き完全ガイド【体験談】
海外で暮らす際、愛犬を一緒に連れて行きたいと考える方は多いと思います。
今回は、私が 2023年2月28日 に実際にボーダーコリー(30kg)を日本からベトナムへ連れて行った際の手続きを、体験談を交えてまとめます。
準備の目安は 2〜3カ月前から。
この記事では「必要書類」「検疫」「費用」「注意点」など、実際にやってみて分かったポイントを解説します。
航空会社の予約と準備
- IATA規定に適合したケージを用意
- 航空券を購入したらすぐに、ペット搭載スペースを予約
- 予約時に必要な情報
- 航空券予約番号
- 犬とケージの総重量
- ケージの寸法
私は JAL便 を利用しました。対応は丁寧でしたが、電話が繋がるまで時間がかかったので、余裕を持って連絡したほうが安心です。
※短頭種(フレンチブルドッグ、パグなど)は輸送できないため要注意。
必要書類と手続きの流れ
1. マイクロチップの装着(必須)
動物個体識別のため必須。NACCS申請にも必要です。
2. 狂犬病ワクチン
- ベトナム入国の1か月以上〜1年以内 に接種している必要あり。
- 日本の検疫システムに登録するため、ワクチンの箱(製造番号・会社・期限記載)を写真に残しておくと便利です。
3. 狂犬病抗体検査(推奨)
短期滞在や日本帰国を見据えるなら必須。
- 採血 → 生物科学安全研究所へクール便で送付
- 証明書受領まで 10日〜3週間
4. 健康診断証明書(Veterinary Certificate)
- 出国10日前〜1週間前に作成
- 獣医師に記入を依頼
- 外部・内部寄生虫駆虫の記録欄あり(必須ではないが記載推奨)
5. 日本の動物検疫所で輸出検査
- 出国前に犬を連れて検疫所へ
- 飼い主パスポート・航空券・健康診断証明書などを提示
- 書類に公証印が押されているか必ず確認
6. ベトナム側の検疫所へ事前連絡
- 到着の 4日前までに必要書類をメール送付
- 実際は返信がなく不安もありましたが、現地勤務先の総務スタッフに協力してもらい、電子申請と輸入許可書取得を完了できました。
出国当日〜ベトナム到着
- 出国当日は 3時間前 には空港へ到着がおすすめ
- JALではチェックイン後、別カウンターでペット輸送費用(25,000円/ケージ)を支払い
到着後は、犬のケージが荷物と一緒に出てきました。
税関では「通っていい」と言われ、結局そのまま通過しましたが、後日勤務先を通じて 動物輸入検疫証明書 を受け取り、正式に手続きが完了しました。
費用(参考:2023年2月)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 狂犬病ワクチン | 2,300円 |
| マイクロチップ | 0円(装着済み) |
| 狂犬病抗体検査 | 13,000円 |
| 採血料 | 2,750円 |
| 書類作成費 | 5,500円 |
| 検体輸送(クール便) | 1,700円 |
| 航空輸送料金(JAL) | 25,000円 |
| 合計 | 50,250円 |
感じたこと・注意点
- 日本の検疫所は親切ですが「相手国のルールは自分で確認して」という姿勢。
- ベトナム側の電子申請は日本語の情報が少なく不明点も多い → 現地協力者のサポートが必須。
- 「Veterinary Certificate」フォームは検疫所から直接入手可能。
結果的に大きなトラブルはなく、無事に愛犬と共に渡航できました。
まとめ
- 準備は 最低でも2〜3カ月前から
- マイクロチップと狂犬病ワクチンは必須
- 将来を見据えて 狂犬病抗体検査も実施 しておくと安心
- ベトナム側の電子申請は現地協力者に依頼
- 日本の検疫所での輸出検査と書類公証を確実に
私の経験が、これから愛犬と一緒にベトナムへ行かれる方の参考になれば幸いです。

